こずえくらぶ　　遊佐こずえのお昼寝を見守る会

これまでの成果が認められ、新しい仕事が増えた雪美とこずえ。
そんなふたりと未央、加蓮、５人で総選挙の記念曲『Sun! High! Gold!』を歌うこととなった。
太陽のように輝こうと意気込む４人。しかし話によればメンバーはもうひとりいるはず。
最後のメンバーは、一体どこに…？


登場早々、ロッカーに引きこもってしまった５人目のメンバー、りあむ。
その言動に４人が困惑する中、Ｐは「みんなには太陽になってもらいたい」と言う。
その言葉を聞き、４人は作戦を考えた。一方りあむは暗闇の中、ひとり自問自答を繰り返していた。
はたして少女たちは、りあむの心を照らせるのか？


未央、加蓮、こずえに宥められ、りあむは精一杯やってみることを決意する。
その一方で、雪美もまた自分が『太陽』になれるか不安を感じていた。
雪美を励まそうとするも、うまく言えない加蓮。
そんな加蓮の優しさに、雪美は自分なりのやり方で彼女を励ます。そのやさしさはまさに、太陽のようだった。


生放送中に起きた、こずえのハプニング。慌てる現場を救ったのは、サポートに来ていた未央だった。
放送後、関係者に感謝されるも、何気ない一言が未央の心をわずかに曇らせた。
笑顔を見せつつも、未央はこずえと共にスタジオを後にしたのだった。


業務に追われるＰを心配する雪美と加蓮。ふたりはＰを説得し、休息をとらせることに成功する。
そこにタイミングよく現れたりあむも加わって、３人でＰをお世話していく。
気持ちよく昼寝をしてもらおうと張り切る雪美。
新たにこずえも現れ、場はさらに混沌とするも、そこには確かなぬくもりがあった。


Ｐが体調不良だと聞き、未央は慌てて事務所に来た。
しかしＰは既に復調しており、未央は不甲斐なさを感じてしまう。
トップアイドルとして輝かなければという責任と理想。だが、自分は普通の女の子。
すごいアイドルになれるビジョンが見えず、未央は思い悩んでいた。


５人の力を合わせ、LIVEは無事成功した。楽屋に戻り、お互いを称え合う少女たち。
アイドルとして、そして太陽としてしっかり輝いた自信が、全員の心の距離を近づけていた。
しかし、少女たちのお仕事はこれで終わらない。
アイドルたちはこれからも、その輝きでファンのみんなを照らし続けるのだ。